患者と医療者で「ともに考える」インフォームド・コンセントの手引き

本研究班事業の中で、「もはヒポ」プロジェクトと同時進行で、尾藤はもう一つプロジェクトを走らせていました。それは、 ”患者と医療者で「ともに考える」インフォームド・コンセントの手引き”の作成です。

詳しくは中身を見ていただきたいですが、今のインフォームド・コンセントはおかしなことになっていると尾藤は考えています。インフォームド・コンセントを本来の目的である、「患者にとって良いことを決めるための相談」のプロセスに向けるよう、舵を切るうえで考えたのがこの手引きです。この手引きも、医療関係者以外に法令の専門家や倫理の専門家、コミュニケーションの専門家や市民活動家など、様々な方とともにつくりました。

この手引きの特徴は、左側は患者さん用ページ、右側は医療者用ページになっていて、同じ内容をそれぞれ別の立場を想定した上文言を変えて記載されています。そうすることで、それぞれ相手の手の内をあえて見せる、というのが狙いです。

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ご一読いただき、もしご興味を持たれた方には無料で10部郵送させていただきたいと思います。そのかわり、貴方以外の9名に配っていただけると大変助かります。また、診療所・病院関係者の方で、外来のロビーなどにおいてもよいとお考えになっていただいた方も是非ご連絡ください。50部単位で無料郵送させていただきます。そのかわり、配布した後の患者さんからの評判などについての簡単なアンケートに後日お答えくださいね。

連絡は tomonioffice●gmail.com (●を@に替えてください)です。なにとぞよろしくお願いします。